カグスベール・トスベールとは
「カグスベール」は、その名の通り家具の接地面に貼り付け、滑りをよくするためのものです。カグスベールシリーズのひとつとして、引き戸に特化した形状にカットされた「トスベール」というバリエーションも存在します。
カグスベールは表面を PTFE(ポリテトラフルオロエチレン、フッ素樹脂)という特殊な素材でコーティングしてあり、PTFE のブランドとしては「テフロン」が有名です。
なぜマウスソールに適しているのか
カグスベールが PTFE 加工されていることは先述の通りですが、実はこれはゲーミングマウス用の高級ソールと同じ素材です。一方で価格はマウスソール専用品より大幅に安く、マウスにあわせて切り出す労力を厭わなければ、ずっと安く良質の交換マウスソールを得ることができるのです。
さらに、カグスベールは厚みが 0.5 mm であり(ノギスでの実測値)、これも一般的なマウスソールと同じです。多くのマウスでは、ただ貼り替えるだけで新品同様かそれを超える使い心地を手に入れることができるのです。
マウスソールの代わりに「カグスベール フリーサイズ」「カグスベール ビッグフリーサイズ」「カグスベール トスベール」の 3 種類です。これら 3 種類の材質は同じですが、「フリーサイズ」および「ビッグフリーサイズ」が大判のシートで好みの形状に切り出して使うことができるのに対し、トスベールはあらかじめ小判型に切り抜かれたものであり、パッケージ単価が安いことに加え、あらかじめ手ごろな大きさに切り分けられているため加工が楽という特徴があります。用途に応じて使い分けましょう。
マウスソールとして使うには

今回はトスベールを購入してみました。30 mm x 18 mm の小判型のシールが 18 枚入っています。
これを切り抜くことで使用します。今回はソールのないダイソーマウスに貼ってみるため、穴あけパンチで丸く切り抜いてみます。

普通のマウスのソールを張り替える際には、紙の上から鉛筆でなぞるなどして型をつくって切り抜くとよいでしょう(向きに気をつけてください)。難しい場合はおおまかな形に切り取るだけでも大丈夫です。硬い素材ではないので、バリは使用に伴って自然に丸められます。見た目を全く気にせず、硬質素材のマウスパッドしか使わないのであれば、元のソール形状を無視してざっくりと四角く切って角を落としたものを貼っても実用上は大差ありません。

適切な形に切り抜いたら、摩耗したソールを剥がして、代わりにカグスベールを貼り付けて使います。この際、残った両面テープもしっかり落として平らにするようにします(糊が残った場合、ガムテープなどをペタペタと当てて剥がしていると段々と取れてきます)。なお、剥がしたソールを再使用することはできません。思いきれない場合は元のソールの上から貼ることもできますが、高さが変わることで精度が下がりますので、なるべく元のソールは剥がしましょう。
ダイソーマウスにはソールがないため、ソール風に突起している部分にそのまま貼り付けてみます。ソールがこれくらい小さい(表面積が小さい)と、硬質マウスパッドや机で使用する際に面白いくらい滑るようになります。もちろん耐久性は落ちるでしょうし、沈み込んでひっかかるため布マウスパッドでは使えませんが、こういうカスタマイズを試せるのも自分で切り抜いて使う楽しみです。

もともと強力な粘着剤が付いているため、ただ貼り付けるだけで簡単に使うことができます。これだけの手間で、まるで嘘のようによく滑るようになります。
以上ではカグスベールをマウスソールとして使う方法を紹介しました。専用品を購入するよりも圧倒的に安く仕上がりますので、ぜひ活用してみてください。
トスベールはパックが安いので手軽で、ぴったりに仕上げることにこだわらないのであれば加工が楽です。
フリーサイズを使えば、元のソールとぴったり同じ形状に切り抜いて使うことができます。
ビッグフリーサイズであれば、多くのソールをより無駄なく取ることができます。



